投資

【必殺】三羽ガラスの見方と分析方法

こんにちは、おおくまモン(@okumamon777)です。

今回は、ローソク足のパターンの1つである「三羽ガラス」について、見方や分析方法を紹介します。

ローソク足は、値動きだけでなく、その裏に潜む投資家の心理まで表しています。

それを読み解くことで、相場の状況を理解し優位性のあるトレードが可能です。

ローソク足のチャートパターンや特徴を知り、トレードに役立てていただけると幸いです。

では話を進めます。

【前提】三羽ガラスの発生局面

前提として、三羽ガラスは「④天井」の局面で発生するローソク足パターンの1つです。

※その他、各種ローソク足の組み合わせパターンについては、以下でまとめておりますので、あわせてご参考ください。

三羽ガラスの見方

では続いて、三羽ガラスの見方を説明します。

足形の特徴

長らく上昇相場が続いた後

陰線が前回陽線の終値のかなり下位から形成され、かつ陰線が3本連続した足形です。

また、2・3番目の陰線の寄り付きは、それぞれ前回の引け値を上回ります。

買い手の行動と心理状態

相場が長い上昇過程にあるとはいえ

陰線の3連続は多くの投資家の不安を煽ります。

一方、強気な投資家は絶好の調整局面とばかりに、押し目買いを行います。

相場の暗示

長い上昇相場の途中、特に理由もないまま値が下がることがあります。

大半は一部投資家による利食い売りのため、大口売り注文があったことが考えられます。

またこの足型では、1本目の陰線の寄り付きが前回の引け値(終値)をかなり大きく下回ったところがポイントです。

これは一般の投資家が知り得ない情報などを元に、一部投資家が利食い売りで、寄り付きから大量の成り行き売りをおこなったと推測されます。

そして、陰線が3本連続しますが、2・3番目の陰線の寄り付きが、それぞれ前回の引け値(終値)を上回っているところもポイントです。

これは、上昇相場に強気見方をもつ投資家や、押し目狙いの投資家が、寄り付きから積極的に成り行き買い注文をおこなったためと考えられます。

しかし、最終的には利食いなどの売り圧力が勝りました。

相当長い期間上昇を続けたため、相場はファンダメンタルズから大きく上カ垂離していることが多く、買い残(ロングボンション)は大規模に膨れ上がる傾向にあります。

この場合、相場上昇はなかなか難しく、大口売りがきっかけとなり、徐々に他の投資家の利食い・損切りが広がることで相場は下落を始める傾向にあります。


おれ流!三羽ガラス分析のポイント

三羽ガラスが発生した際の分析方法として、私なりのポイントを説明します。

①出来高と合わせて確認する

三羽ガラスが発生した際に、下落時出来高が大きければ

売り圧が大きく、天井を警戒します。

②他のテクニカル分析と合わせて確認する

ローソク足自体、短期的なトレンドしか判断できないため

長期的に天井か、判断が難しい傾向にあります。

そのため、他のテクニカル分析を見ることで、精度を高めます。

③信用買い残高をみて、ポジション状況を判断 ※日本株のみ

週次で信用残高が公表されますが、

三羽ガラスの発生後、信用買い残高を確認します。

信用買い残高が高い水準であれば、天井と推測し警戒します。

信用買い残高の確認までタイムラグがありますが

相場の状況を把握するため非常に重要です。

まとめ

以上が、三羽ガラスの見方と分析方法でした。

このように、ローソク足のパターンや、その背景にある投資家の心理を読み解けるようになると、より優位なトレードが可能になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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