投資

【最強のエントリーポイント】RSIの見方・使い方・計算式(株式投資)

こんにちは、おおくまモン(@okumamon777)です。

今回は、「細かいトレンド転換点」や「エントリーポイント」がわかるRSIについて、私なりの見方・使い方を紹介します。

この記事は以下の疑問・悩みを持つ方が対象です。

RSIとは?株式投資にどう使うの?

結論から言うと、RSIを利用することで、以下が判断できます。

  • トレンド転換点を見極める
  • 結果、転換の初動でエントリーでき、損小利大のトレードができる
  • 不要なエントリーを避ける(めちゃ重要)

テクニカル指標でも、MACDのように大局のトレンドは判断できるが、足元のトレンドが把握しずらいことがあります。

対して、RSIでは足元のトレンドが判断できるため、最適な転換点を見つけることができます。

そのため「エントリー時・利確時」は必ず確認するほど重宝してます。

ということで、さっそく説明を進めます。

RSIの説明や特性

まず、RSIとその特性を説明します。

RSIとは?

RSIとは

RSI(Relative Strength Index)とは、テクニカル指標の一つで、

相場の相対的な過熱感(買われすぎか、売られすぎか)を表す指標です

J.W.ワイルダーによって考案されました。

RSIの計算式

RSIの計算式はいくつかありますが、以下が一般的とされています。

RSI=①÷②×100

①直近N日間の上げ幅合計の絶対値

②直近N日間の上げ幅合計の絶対値+下げ幅合計の絶対値

N日間の値によって、短期的なRSIもしくは長期的なRSIを設定します。

当ブログでは、RSIの期間を以下で進めます。

  • RSI:9日

RSIの特性

一般的に言われているRSIの特徴は以下です。

70~80%以上で買われすぎ、20~30%以下で売られすぎ

RSIは50%を中心とし、0~100%の範囲で推移します。

70~80%以上で買われすぎ、20~30%以下で売られすぎと判断します。

RSI70~80%以上で買われすぎ、20~30%以下で売られすぎ

上図のように、70~80%以上で買われすぎのサインを出した後、株価が下がりました。

また20~30%以下で売られすぎのサインを出した後、株価が上がりました。

上昇局面だと50%以上で推移

RSI上昇局面だと50%以上で推移

図のように上昇トレンドの場合、50%以上で推移する傾向があります。

下降局面だと50%以下で推移

RSI下降局面だと50%以下で推移

図のように下降トレンドの場合、50%以下で推移する傾向があります。


おれ流!RSIの使い方で重要なポイント

ここから、私がRSIを分析するときの、重要ポイントを説明します。

※今後、改善に伴い重要ポイントをアップデートする可能性があります。その際は本記事も更新します。

①必ず他のテクニカル分析と併用する

RSIは短期的なトレンド(買われすぎ、売られすぎ)を表すため、

大局トレンドと逆行すると、機能しない傾向があります。

RSIの使い方①必ず他のテクニカル分析と併用する

上図のように、RSIが売られすぎを示しており、買いのサインを出してますが、

大局トレンドが下降基調のため、株価が上がらず、むしろ下がりました。

そのため、RSIは他のテクニカル分析と併用して精度を上げる必要があります。

②短期RSIが20%以下で買い検討、70%以上では買わない

基本的に、RSIが20%以下で買いを検討します。

理由として、リスクを最小限に抑えることができるからです。

対して、どれだけチャートが良くても、70%以上を超えていれば買いません。

理由として、取れる値幅が少なく、下げのリスクが大きいからです。

RSIの使い方②短期RSIが20%以下で買い検討、70%以上では買わない

上図のように、20%以下で買った場合、直後に下げたとしても下げ幅が少ない傾向にあります。

上昇時にそこまで上がらなくても、マイナスが少ないので問題ありません。

負けないことが相場で生き残るために最も大事だからです。

対して、70%以上で買った場合、上げ幅が少ない傾向にあります。

リスクを冒して勝負したのに、そこまで値幅は取れず、むしろその後の下げで、一気にマイナスになるのは気持ち的にもツラいです。

他のテクニカル指標が上昇を示していたとしても、RSIが70%以上であれば、買いは推奨しません。

もちろん例外もあります。

上昇局面だとRSIが50%以上になる傾向があるため、その場合は50%ラインで買いを検討するケースもあります。

③短期RSIが80%以上で売り検討、30%以下では売らない

②と同様です。

基本的に、RSIが80%以上で売りを検討します。

理由として、リスクを最小限に抑えることができるからです。

対して、どれだけチャートが良くても、30%以上を超えていれば売りません。

理由として、取れる値幅が少なく、上げのリスクが大きいからです。

もちろん例外もあります。

下降局面だとRSIが50%以下になる傾向があるため、その場合は50%ラインで売りを検討するケースもあります。

④値動きとRSIがダイバージェンス(逆行)しているか

RSIの使い方④値動きとRSIがダイバージェンス(逆行)しているか

図のように、値動きが上がっているにも関わらず、

RSIの高値ラインが切り下がっている(逆行)している場合、値動きが天井を付く傾向があります。

ただしRSI自体、短期的なトレンドを示す指標のため、

一時的な高値である可能性もあるケースがあり注意です。

他のテクニカル指標と併用し、精度を上げるようにします。


RSIの使い方(エントリーポイント)

これまでのポイントを踏まえ、RSIを使い方(エントリーポイント)を説明します。

  1. 買いエントリー
  2. 売りエントリー

の2パターン取り上げます。

RSIの買いエントリー

ポイントで説明したように、RSI単体では、エントリーの判断ができません。

他のテクニカル分析と組み合わせて判断します。

RSIの使い方(買いエントリー)

上の図は、一目均衡表とRSIが描画されたチャートです。

このチャートの買いエントリーポイントは、一目均衡表の買いエントリーポイントになりますが、

この時RSIが20%以下であれば、エントリーします。

その際、RSIが値動きとダイバージェンスしていればベターです。

※上昇局面など、場合によっては50%以下でもエントリーします

逆にRSIが70~80%くらいであれば、だまし上げの可能性があるため、エントリーせず様子見します。

RSIの売りエントリー

売りエントリーも同様、RSI単体では、エントリーの判断ができません。

他のテクニカル分析と組み合わせて判断します。

RSIの使い方(売りエントリー)

上の図は、トリプルトップとRSIが描画されたチャートです。

このチャートの売りエントリーポイントは、

トリプルトップの売りエントリーポイントになりますが、この時RSIが80%以上であれば、エントリーします。

その際、RSIが値動きとダイバージェンスしていればベターです。

※下降局面など、場合によっては50%以上でもエントリーします

逆にRSIが20~30%くらいであれば、だまし下げの可能性があるため、エントリーせず様子見します。

クイズ

最後に、これまで説明したことを元に、4択クイズを出します。

トレードに正解はないですが、私の手法を正解とする場合、

次の4銘柄のうち、どれが売り銘柄として正解でしょうか。

RSIのクイズ

正解は

なんと

RSIのクイズの回答

①でした。理由としては以下です。

  • ①:トリプルトップの売りポイント、RSIも70%で買われすぎ(売りポイント)
  • ②:RSIが30%で買われすぎ(売りポイント)ではない
  • ③:RSIも70%で買われすぎ(売りポイント)だが、他のテクニカル分析的に売りポイントではない
  • ④:RSIも70%で買われすぎ(売りポイント)だが、値動きの大局が上昇基調のため売りポイントではない

まとめ

以上がRSIの見方と使い方の解説でした。

最後に話しの腰をおりますが、株式投資をする上で、

RSIなどのテクニカル分析だけ勉強しても勝てません。

下図のように、ファンダメンタルズ分析など、複合的に分析することが必要です。

片方だけに依存すると、

テクニカルが良くてファンダメンタルズが悪い
➡︎悪材料で一発退場

ファンダメンタルズが良くてテクニカルが悪い
➡︎既に大衆が気づいており、株価が上がりきっている

というようなパターンにいつか必ず陥るからです

そうならないよう、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の両方を習得する必要があります。

このブログでは、そういった私なりの投資手法について記載するので、是非ご参考ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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