投資

【原点にして頂点】移動平均線の見方と4つのトレード手法

こんにちは、おおくまモン(@okumamon777)です。

今回は「移動平均線」について、私なりの見方や投資手法を紹介します。

この記事は以下の疑問・悩みを持つ方が対象です。

移動平均線とは?見方や手法は?
移動平均線を使っても全然勝てない

移動平均線は誰もが知る、テクニカル分析の基本ですが、

短期・中期・長期線の特性や、組み合わせなど奥深く、非常に重要な指標になります。

それではさっそく、見方や投資手法を説明します。

移動平均線の説明・特性

移動平均線とは

移動平均線の説明、短期線・中期線・長期線

移動平均線とは、値動きの流れを捉えることができる、テクニカル分析の1つです。

一定期間の終値の平均値をつなぎ合わせて作られる線です。

市場価格と移動平均線の関係は以下とされています。

【移動平均線が上向きのとき】
市場価格が移動平均線より上にあれば上昇トレンド

【移動平均線が下向きのとき】
市場価格が移動平均線より下にあれば下降トレンド

また、移動平均線には「短期線・中期線・長期線」の3種類があり、期間足によって算出する期間は異なります。

私の場合、基本的には以下の期間で設定しています。

期間分足日足週足月足
短期55日13週9ヶ月
中期2525日26週24ヶ月
長期7575日52週60ヶ月

移動平均線の特性

移動平均線は、期間線に応じて特性(メリット・デメリット)があります

短期線・中期線・長期線の3つに分けて説明します。

短期線のメリット・デメリット

移動平均線の短期線のメリットとデメリット

短期線のメリット・デメリットは以下です。

【メリット】
・最新のトレンドの早く把握できる
・転換点を早く見つけやすい

【デメリット】
・大局のトレンドが把握できない
・トレンドが変動しやすく、「だまし上げ」や、「だまし下げ」がある

短期間のため、直近の細かいトレンドが把握でき、転換点を見つけいやすいです。

しかし、中長期のような大局のトレンドは把握できません。

また短期的なトレンドしか把握できないため、「だまし上げ・だまし下げ」が発生しやすくなります。

中期線のメリット・デメリット

移動平均線の中期線のメリットとデメリット

中期線のメリット・デメリットは以下です。

【メリット】
・中期的なトレンドが把握できる
・値動きが中期線方向に動きやすく、値動きの予測がしやすい
・短期的な「だまし上げ」や、「だまし下げ」がほぼない

【デメリット】
・最新のトレンドが把握できない
・トレンドの転換点が見つかりづらい
・エントリーに最適なタイミングが見つかりにくい

中期間のトレンドが把握出るため、ある程度の値動きが予測できます。

ゆったりとしたトレンドなので、「だまし上げ」や「だまし下げ」がほぼありません。

しかし、最新の値動きトレンドが把握できず、突発的な下落など、トレンドの転換点が把握できません。

その結果、エントリーに最適なタイミングが見つかりづらくなります。

長期線のメリット・デメリット

移動平均線の長期線のメリットとデメリット

長期線のメリット・デメリットは以下です。

【メリット】
・長期的なトレンドが把握できる
・値動きが長期線方向に動きやすく、値動きの予測がしやすい
・長期線と逆向きに値が動いても、長期線で反発しやすい

【デメリット】
・最新のトレンドが把握できない
・トレンドの転換点が見つかりづらい
・エントリーに最適なタイミングが見つかりにくい

概ね、中期線と同様です。

値動きが最も長期線に沿って動く可能性が高いです。

長期線をブレイクしようとすると、長期線がサポートラインになって反発するケースがほとんどです。

以上が短期線・中期線・長期線を含む、移動平均線の特性になります。

どれか1つだけを見るのではなく、全てを組み合わせて、

●中長期線を確認
全体の株価のトレンドを確認


●短期線を確認
最新のトレンドにあわせて最適なエントリーポイントを決める

というように、「森(全体)を見て、木(ポイント)をみる」を意識して、トレードすることが重要です。

おれ流!移動平均線の重要な見方・使い方

ここから、私が移動平均線を分析するときの、重要ポイントを説明します。

※今後、改善に伴い重要ポイントをアップデートする可能性があります。その際は本記事も更新します。

ポイント①:精度が高いパターンを覚える

移動平均線を組み合わせることで、

移動平均方向に値が動きやすいパターンがあります。

パターン1:くちばし

移動平均線の上昇パターンくちばし

「くちばし」とは短期線が中期線を突き抜けて広がった形です。

これはトレンド転換を表し、短期方向に市場価格も動きやすくなります。

その際、中期線や長期線が横ばい、もしくは短期線と同じ方向を向いていれば確実性が上がります。

逆に短期線と逆の方向に向いていたら、上昇した短期線も反発する可能性が高いので注意。

パターン2:ツンデレ

移動平均線の上昇パターンツンデレ

「ツンデレ」とは、短期線が中期線を抜けた後、調整のため、中期線まで戻ろうとしたが、割り込まず反発した形です。

こっち来ると思いきや来ないという、まさに「ツンデレ」状態のことをいいます。

このパターンになれば、トレンド転換の可能性が高く、短期線に沿って、一気に値が動きます。

一番の鉄板パターンです。

パターン3:遠距離

移動平均線の上昇パターン遠距離

「遠距離」とは短期線と中期線がくっつかず、平行して動いている形です。

ここまでくると、トレンドはしばらく同じ方向に動き、値動きも追従しやすくなります。

安心してみれる状態です。

ここまでに仕込めていると、利益が積み上がります。

以上が、移動平均方向に値が動きやすいパターンです。

「くちばし」⇒「ツンデレ」⇒「遠距離」が理想的な形であり、そのように動くか、移動平均線を注意して確認します。

ポイント②:値動きのステージにあわせてトレードする

別記事にて説明しておりますが、値動きは4つのステージに分かれております。

値動きの4つのステージ
  1. 第1ステージ:横ばい
  2. 第2ステージ:上昇
  3. 第3ステージ:横ばい
  4. 第4ステージ:下降

市場価格はこの①~④をグルグル繰り返します。

横ばいである第1ステージ・第3ステージでは、値動きのトレンドが明確ではなく、確実性の高いトレードができないため、売買をおすすめしません。

上昇もしくは、下降し始める第2、4ステージの初動にて、ポイント①のパターンが発生したか確認して、トレードを検討します。

 ポイント③:出来高とあわせて確認する

テクニカル分析全てにいえることで、出来高が大きければ大きいほどテクニカルの精度は上がります。

移動平均線と出来高の組み合わせ

大きい出来高で株価が上昇すれば、上昇エネルギーが強い。

逆に、小さい出来高で上昇すれば、テクニカル指標が上昇トレンドを示していても、上昇エネルギーは弱く、株価が下落する可能性があります(=だまし上げの可能性)。

移動平均線も同様です。

移動平均線と同時期の出来高を確認してください。

出来高が大きければ、移動平均方向に値動きしやすくなります。

出来高が小さければ、十分に警戒してください。

その他、出来高分析の詳細や手法に関して、下記の記事でめちゃめちゃ詳細に説明しておりますので、是非ご確認ください。

ポイント④:だましの確認のため、1日~2日様子見

これは主に短期移動平均線に見られるケースです。

トレンドが変わった瞬間、そのトレンドがだましでないか確認するためもう1日、2日様子を見ることです。

下図を例に説明します。

移動平均線のだましの見分け方

まず市場価格が短期線を上抜ける(トレンド転換)のを確認します。

しかし、「マーケット全体が下がっている、出来高が少ない」などマイナスな要因が出た際、このトレンド転換がだましの可能性が出てきます。

トレンド転換が本物かどうか判断するため、翌日か翌々日の終値が移動平均線より上にあるかどうか確認します。

終値が移動平均線より上を維持していれば、安定感がある(=トレンド転換が本物)と判断しエントリーします。

焦って転換直後のエントリーし、その後反発するケース(=だまし)は、頻繁に発生するので注意です。

移動平均線を使ったエントリー手法

これまでのポイントを踏まえ、移動平均線を使ったエントリーポイントを説明します。

  1. 買いエントリー
  2. 売りエントリー

の2パターン取り上げます。

買いエントリー手法

移動平均線の買いエントリー手法

移動平均線の買いエントリーは「ツンデレ」が発生したポイントになります。

「ツンデレ」が発生すれば、移動平均方向に値が動く可能性が高くなります。

そのため損小利大の観点から、このポイントが最適になります。

またその際、以下が発生しているか確認する必要があります。

  1. 株価が第2ステージの初動
  2. 終値が2日連続で短期線以上
  3. 上昇と同時に出来高も大きくなる

売りエントリー手法

移動平均線の売りエントリー手法

移動平均線の売りエントリーは基本的に、「ツンデレ」が発生したポイントになります。

またその際、以下が発生しているとより移動平均方向に値が動きやすくなります。

  1. 株価が第4ステージの初動
  2. 終値が2日連続で短期線以下
  3. 下落と同時に出来高も大きくなる

また「ツンデレ」以外にも、「くちばし」の確度が大きければエントリーも検討できます。

その際は他のテクニカル指標などを掛け合わせて判断します。

以上が移動平均線を使ったエントリー手法でした。

移動平均線クイズ

最後に、これまで説明したことを元に、4択クイズを出します。

トレードに正解はないですが、私の手法を正解とする場合、

次の4銘柄のうち、どれが買い銘柄として正解でしょうか。

移動平均線のクイズ

正解は

なんと

移動平均線クイズの答え

②でした。

理由は以下です。

  • 「ツンデレ」のパターンがでている
  • 短期線・中期線・長期線全てが上向き
  • 出来高をともなって上昇

まとめ

以上が移動平均線の見方・手法の解説でした。

最後に話しの腰をおりますが、株式投資をする上で、

移動平均線などのテクニカル分析だけ勉強しても勝てません。

下図のように、ファンダメンタルズ分析など、複合的に分析することが必要です。

片方だけに依存すると、

テクニカルが良くてファンダメンタルズが悪い
➡︎悪材料で一発退場

ファンダメンタルズが良くてテクニカルが悪い
➡︎既に大衆が気づいており、株価が上がりきっている

というようなパターンにいつか必ず陥るからです

そうならないよう、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の両方を習得する必要があります。

このブログでは、そういった私なりの投資手法について記載するので、是非ご参考ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。