投資

【テクニカル史上最強】エリオット波動のチャート分析や売買手法を紹介

こんにちは、おおくまモン(@okumamon777)です。

今回は群集心理を読み解く理論「エリオット波動」について、私なりの見方や分析ポイントを紹介します。

この記事は以下の疑問・悩みを持つ方が対象です。

エリオット波動とは?
エリオット波動の分析や売買手法がわからない

エリオット波動はトレードの判断材料として、確実に確認しています。

いい銘柄でもチャートの波動が悪ければ絶対エントリーしません。

またプロの投資家は群集心理を理解し、初心者から搾取します。

それを防ぐために、群衆心理を理解して、プロの投資家に追従すれば勝率が高くなります。

ということで、さっそく説明を進めます。

エリオット波動とは?

エリオット波動は、アメリカの会計士であるラルフ・ネルソン・エリオットによって提唱されました。

彼が病で療養中に海を眺めていると、波の動きには一定の法則があることを発見し、そこから全ての自然界の動きには一定のリズムがあるということを見出しました。

そこで、人間の心理の動きにも一定のリズムがあり、それを応用して「全ての相場にはサイクルと、値動きに一定のリズムがある」ということを提唱しました。

エリオット波動の波動パターン特徴

エリオット波動のリズム(波動パターン)の特徴について説明します。

特徴①:相場はN波動に動く

値動きは永遠に一直線に動くことはありません。誰かが買えば、誰かが売ります。買い手が多ければ、値動きは上昇するし、売り手が多ければ、下降します。

そのような需給関係があり続ける限り、相場は上がったり下がったりします。

そのため、相場はN字(N波動)のように動きます。

特徴②:推進5波と調整3波で1つの周期を形成する

トレンド時における相場の値動きは、5つの推進波」と「3つの調整波」で1つの周期を形成しているとされています。

上昇トレンドと下降トレンドそれぞれ2つに分かれて周期があります。

推進5波

第1波:上昇(下降)の初期にあたる。ここで上昇(下降)トレンドに入ったと認識する人が少ないため少ない出来高で上昇(下降)している状況。

第2波:第1波の上昇(下降)に対する利益確定などによる調整。1波の底値(高値)を下回らない(上回らない)・出来高が少ないのが特徴。

第3波:第2波の反発を確認し、上昇(下降)トレンドに突入したと認識する投資家が増えるめ、大きな出来高を伴う。また3波が最も大きな上昇(下降)になるのも特徴。

第4波:第3波の上昇(下降)に対する利益確定などによる調整。第3波の上昇(下降)に遅れてエントリーする投資かもいるため、大きな下落(上昇)にはならず、出来高も大きい

第5波:第4波の調整後、再び大きな上昇(下降)トレンドに突入した状況。多くの投資家が参加しており、上昇・下降の思惑が交錯されるため、日々大きな出来高・大きな上げ下げが発生。

修正3波

a波:下降(上昇)トレンドに突入した最初の下落(上昇)。ここの底値(高値)が第3波の高値もしくは第4波の底値を下(上)回れば下降(上昇)トレンドに入った可能性が大きい。

b波:a波に対する調整の上げ(下げ)。ここで5波の頂点(底値)を越えなけば上昇(下降)エネルギーは途絶えた可能性が高い。上昇(下降)するエネルギーも低いため、出来高が低い

c波:下降(上昇)トレンドが明確になる波。b波で高値を更新しないのを見て、多くの投資家が下げ(上げ)になると判断。これまでの上昇(下降)の利幅を回収しようと売り(買い)込みが殺到するため一気に下落(上昇)が発生

この様に、8パターンの特徴を持った波が1つの周期を形成しており、その周期が何度も繰り返されます。

※↑下降トレンド時のエリオット波動

特徴③:エリオット波動はフラクタクル構造

フラクタクル構造とは、自己相似的な構造を意味します。

噛み砕いていうと、「大きな周期の中に、同じ形の小さな周期が存在する」ことです。

百聞は一見にしかずということで、下図をご覧ください。

それぞれの波の中に、1つの周期が存在しており、更にその周期の中に、小さな周期も存在しております。

最初はめちゃくちゃ細かく確認しなくても大丈夫ですが、「今見ているチャートは上昇トレンドの第何波くらいにあるんだろうなー」とイメージすることは大事です。

ただ、細かく見えるようになると、現状把握や未来の動きが想定できるので、何度もチャートと睨めっこすることがは重要です。

特徴④:押し目が短いと、反発した際に更なる伸び幅が見込める

調整の際、押し目の幅が短いと、反発した際の伸び幅が大きいと見込めます。

上昇トレンドのチャートを例にあげると、

  • 押し目の幅が短いと下落のエネルギーが弱い
  • 押し目の幅が長いと下落のエネルギーが強い

と判断できます。

上図のように左側は押し目が短く、反発したときに伸び幅が大きい。

右側は押し目の幅が長いため、反発した際はそこまで伸び幅が大きくない。

このように判断できます。

おれ流!エリオット波動分析のポイント

ここから、私がエリオット波動を分析するときの、重要ポイントを説明します。

※今後、改善に伴い重要ポイントをアップデートする可能性があります。その際は本記事も更新します。

ポイント①:短期・長期の波動を確認する

先ほどのエリオット波動はフラクタクル構造だと述べたように、1つの波の中には、1つの周期が存在します。

また、短期間の波ほどトレンドは変わりやすく、長期間の波ほどトレンドは変わりにくくなります。

なので、チャートを見る際は、長期・短期の両方の視点から現在のトレンドがどうなっているか確認することが重要です。

例をあげます。

上図のチャートについて週足で見てみると、現在上昇5波目になっていますが、日足で見てみると上昇3波目になります。

短期的(日足)に見るとまだ上昇が見込めますが、長期間(週足)はこれから調整a波になる可能性があり、長期的にポジションを保有すると下落する恐れがあります。

なのでこの場合は短期の値上げをとりに行くか、短期的な上げを確認してから、値下げによる空売りを狙うかの戦略が好ましいです。

このように、長期的な波動と短期的な波動を両方駆使して、売買戦略を立てることが重要です。

ポイント②:短期・長期の第3波が最も値幅を取れる

第3波は値動きの幅ば最も大きく、トレンドが強い傾向にあるため、トレンド方向に動き続ける可能性が高いです。

安全かつ値幅も最も取れる最高のポイントです。

そのため長期波動も第3波、短期波動も第3波だと、大きな値幅を取りやすくなります。

ポイント③:出来高でトレンドの強さを確認する

テクニカル分析全てにいえることで、出来高が大きければ大きいほどテクニカルの精度は上がります。

大きい出来高で株価が上昇すれば、上昇するエネルギーが強い。

逆に、小さい出来高で上昇すれば、テクニカル指標は上昇トレンドを示していても、上昇エネルギーは弱く、株価が下落する可能性があります(=だまし上げの可能性)。

エリオット波動も同様です。

波動が確認できた期間の出来高を確認してください。

出来高が大きければ、その波動の方向に株価が動く可能性が高いと判断できます。

出来高が小さければ、十分に警戒してください。

また出来高について、以下の記事で紹介してますので、是非ご覧ください。

ポイント④:値動きのステージにあわせて売買ポイントを決める

値動きは4つのステージに分かれております。

横ばいである第1ステージ、第3ステージでは株価のトレンドが明確ではなく確実性の高いトレードができないため、ここでは売買をおすすめしません。

上昇もしくは下降し始める第2、4ステージの初動にて長期・短期波動を確認し、トレードを検討していいという見方をします。

ポイント⑤:テクニカル指標にも波動がある

エリオット波動は値動きのチャートパターンだけで利用されるだけでなく、テクニカル指標でも使えるケースがあります。

具体的には下記指標などです。

  • 移動平均線
  • MACD

MACDを例に、説明します。

上図は日足チャートになります。

値動きが第5波動まで上昇し、下降のa波動に入りますが、MACDも連られて下降しています。

テクニカル指標にも波動を利用することで、値動きだけでは判断しづらいところも、できるようになります。

ポイント⑥:値動きが読める

「相場はN字に動く」とありますが、N字の波動を見ることで、今後の値動きを読めるケースがあります。

上図のように、前のN字と同じ上昇幅になりました。

もちろん、前よりの上昇(下降)幅が長かったり、短かったりするケースもあります。

しかし、一つの目安として参考になり、今後の値動きの幅が読みやすくなります。

以上がエリオット波動の分析ポイントでした。

エリオット波動のエントリーポイント

これまでのポイントを踏まえ、エリオット波動を使ったエントリーポイントを説明します。

  1. 買いエントリー
  2. 売りエントリー

の2パターン取り上げます。

エリオット波動の買いエントリーポイント

エリオット波動分析のポイントを全て加味すると、短期や長期の第3波の初動が買いエントリーポイントになります。

そのため青枠で囲った①②のみがポイントになります。

  • ①:長期上昇3波&短期調整1波の初動
    • ここでは入れたらベスト
    • 直前の安値を超えれば損切(値幅が小さいためマイナスが少ない)
  • ②:長期上昇3波&短期調整3波の初動
    • ここまでにはせめて入りたい
    • 直前の安値を超えれば損切(値幅が小さいためマイナスが少ない)

※エントリーの際、出来高が大きいことを必ず確認

エリオット波動の売りエントリーポイント

そのため青枠で囲った①②③がポイントになります。

 

  • ①:長期上昇4波&短期調整a波の初動
    • ここまでに大幅に伸びたため、調整でかなり下落する可能性あり
    • 直前の高値を超えれば損切(値幅が小さいためマイナスが少ない)
  • ②:長期上昇a波&短期調整c波の初動
    • トレンドの転換期、天井に近い場所でエントリーできる
    • 長期5波の高値を超えれば損切(値幅が小さいためマイナスが少ない)
  • ③:長期調整c波&短期下降3波の初動
    • 下降トレンドがほぼ確定したポイント。下落する可能性が最も高い。
    • 直前の高値を超えれば損切(値幅が小さいためマイナスが少ない)

クイズ

最後に、これまで説明したことを元に、4択クイズを出します。

トレードに正解はないですが、私の手法を正解とする場合、

次の4銘柄のうち、どれが買い銘柄として正解でしょうか。

正解は

なんと

①でした。理由は以下です。

  • ①:上昇3派の初動のため、上がりやすい
  • ②:調整a派の初動のため、下がりやすい
  • ③:調整a派の途中のため、まだまだ下がりやすい
  • ④:波動が読めず、上がる可能性が見込めない

まとめ

以上がエリオット波動の分析と売買手法の説明でした。

最後に話しの腰をおりますが、株式投資をする上で、

エリオット波動などのテクニカル分析だけ勉強しても勝てません。

下図のように、ファンダメンタルズ分析など、複合的に分析することが必要です。

片方だけに依存すると、

テクニカルが良くてファンダメンタルズが悪い
➡︎悪材料で一発退場

ファンダメンタルズが良くてテクニカルが悪い
➡︎既に大衆が気づいており、株価が上がりきっている

というようなパターンにいつか必ず陥るからです

そうならないよう、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の両方を習得する必要があります。

このブログでは、そういった私なりの投資手法について記載するので、是非ご参考ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。